小山ヶ丘からの夕景
今日は、仕事帰りの町田市小山ヶ丘で
大山がきれいに見えていたので
かぶすけ(スーパーカブ110)を
一旦停車しました。
手前に写っているのは
桜美林大学のクラブハウスです。
なんとなく、十代の頃を思い出します。
そんなとき、流れてくるBGMは・・・
銀色夏生プロデュースのアルバム
『Balance』 Vocal:Nanami Ito
とくに、3曲目の
“僕たちの恋”とかが合ってるかなぁ・・・
銀色夏生の詩は十代の頃から好きで
高校生だった昭和61年初版の詩集
『これもすべて同じ一日』からはじめ
持っています。
年期物ですが
詩集は紙が
少し焼けた
くらいのほうが
味があっていい
一番下に写っているCDが
平成元年初版の詩集
『Balance』の中の詩に
メロディをつけたものです。
銀色夏生さんがある日思い立って
詩を歌ってくれる人を
当時連載していた雑誌の隅っこで
極々地味に一般募集したところ
200人くらいが応募したそうです。
その中からひとり選ばれたのが
Nanami Itoさんです。
楽曲化のコンセプトが
きっとそうなのかもしれませんが
正直、けっして声量があったり
歌唱力が優れているわけではなく
本当にどこにでもいるような
ちょっと声がかわいい普通の女の子
といった感じの歌声です。
そこに、ある種のリアリティが生まれ、
銀色夏生さん曰く・・・
“願ったとおりの子だった”
“彼女の歌声は、私の神様でした。”
という思いを、きよすけ自身も
感じることができます。
このCDの楽曲は、
少しかなしい歌がほとんどなのですが
胸を詰まらせながらも
瞳は前をしっかり向いている
そんな芯があるようなないような
分かっているような分かっていないような
あの頃の心情がよく表現されています。
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